先生、イイモノ 見せてあげる ♪
20代前半のお客様が増えてきた ここ数年。
彼女たちの願いは ただ一つ。
「シュッとしたいです!」
その一言で、お腹をくびらせ、ヒップアップをして、脚を細くして、背中まわりをスッキリして、とにかく可愛くなりたいという意味であることをトレーナーであれば理解しなければなりません。
そんなカラダ作りに燃える彼女たち。
そのうちの一人が、先日「先生、イイモノ見せてあげる♪」と言いカバンの中から おもむろに取り出したのが、そう、この写真集です。
中を拝見し、私は決めました。
「明日 私も買いに行こう!」と (笑)
彼女たちが胸をキュンとさせる愛されボディの願望は、恋人のことをイメージするときと全く同じ感情であり、理想の異性を思うように「自分がこんなカラダになれたら、どれだけワクワクするだろう」という感情を持つのです。
バブルの金品主義よりも 遥かに堅実な欲求ですね。
・・・ここからは 田中みな実さんのカラダについて解説をさせて頂きます。
身長153センチ。
小柄で華奢な彼女のトレーニングは決して特別なものではなく、日頃どのパーソナルトレーニングジムで行われているものと大差はありません。
ただ体系が反り腰なので、脂肪の付きやすい下腹部や臀部のケアが必要となりそうです。
股関節の外転が比較的苦手となり、大殿筋に加え積極的に中殿筋群を鍛えることで外側の脂肪を狙ったトレーニングをしているはずです。
しかし、股関節外転を一般の方が真似し過ぎると人によっては「がに股」「腰痛」「坐骨神経痛」を促進することになるので、ご注意ください。
また写真集を見る限りでは四頭筋の張りも少なく、うまいスクワットをしたか、スクワット自体をしていないかだと思われます。
スクワットを取り入れずにボディメイクをしたのであれば、そもそも世の中の大多数の女子よりも遥かに恵まれた地点からのスタートであり、本人はトレーニングを頑張ったと言っておられるようですが、努力の量だけを考えれば世の中の皆さんも間違ったトレーニング法で日々 同じくらい頑張っています。
一般的に「反り腰は良くない」とは言いますが、それで不調が出ていなければ そこまで否定的に考えることもありません。
腰を反るラインは女性の魅力の一つでもありますし、もともとの骨格的にそうなってしまうケースもあるからです。
生物学的には反り腰のことをロードシスと言い、哺乳類のメスが交尾の前に腰を反る反射活動を行うようになっているため、腰の反れないメスは交尾に適していないとも言えます。
人間だけじゃないですか?
色んなポジションを試してみるのは (笑)
ただし、クライアントが反り腰の場合には腹筋と殿筋の筋力低下、四頭筋の硬化、腰痛の有無をトレーナーが確認することは言うまでもありません。
私は彼女の足に注目しました。
世の男性は「脚」を見ますが、私は「足」を見ます。
足の形を見れば、その人が遺伝子的にどのようなスタイルになりやすいかが一目で分かります。
チェック項目は以下の通りです。
・親指と人差し指の長さバランス
・指全体の長さ
・足の甲の薄さ
・足幅
・内側縦アーチのライン
そのため、当スタジオでは「足診断」を無料で行っており、先天的・後天的に見につけてしまった脂肪か否かを簡単にチェックすることができます。
キレイな体さえあれば、あとは何もいりません。
洋服もシンプル。
化粧もシンプル。
髪形もきっと素敵なものも美容師さんが見つけてくれます。
ボディメイクを頑張りたい方はぜひ一緒に頑張りましょう。
そこまで難しくありません。
写真集を撮るつもりでやってみても良いですね。
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