本質と社会通念
いつもスタジオを御利用いただき誠にありがとうございます。
弊社では定期的に(株主)総会のように、活動報告をすることが定例となっており、これは私たちをフォローしてくださる皆様へ、今どのような状態で経営活動が成されているかを御報告し、ご安心頂き、心地よくスタジオを利用して頂くための機長からのアナウンス、すなわちブリーフィングのようなものだと捉えて頂ければ幸いです。
(ポップな情報は Instagram に任せております)
4月上旬頃から深刻化した新型コロナウィルスにより、GW辺りには弊社も県の休業要請に応じ、一時は3割ほどのお客様だけが利用するという事態にまで低迷致しました。
しかし、比較的 早期に回復を見せ、6月には全体の6割、7月には7割のラインまで戻り、残り3割のお客様は これを機に残念ながら運動習慣が無くなってしまったようです。
一方で、6月以降の新規のお客様が全体で30名ほど加わり、どのスタッフもお陰様で充実の日々を送っているようです。
(本店、なかなか予約取れませ~ん!)
「コロナのバカッ!」
皆さんも、そう お思いでしょう。
私たちも ただただ、怠惰な性格に負けて運動習慣がなくなってしまった方はさておき、飲食店を経営されている方、飲食店にお勤めの方、旦那様が宿泊・飲食関係にお勤めの方、スポーツクラブのアルバイトを解雇された方、子供の受験勉強の妨げにならないよう母親として自粛が必要な方など、多くのお客様と お別れをした次第です。
今になって分かること、それは。
コロナで明らかになったのは、実際のウィルスへの恐怖よりも、他人から悪く思われることを極端に避けようとする市民の姿でした。
マスクを付けていなかったときの周囲の反応や緊急を要さない場所への出入りが、その一例です。
歯医者や美容室や整骨院・整体院は、仮に職場の方に報告がいってしまっても「仕方がない」と言い張れますが、運動施設はそうはいかないのでしょう。
果たして、本当にそうでしょうか?
フィットネススタジオで腰痛のケアをしているというのに?
仕事や生活を快適にするための必須項目だと主張できない、言い張らない、言い張れない方とは、それ以前に職場で御自身の意見が日頃、真っ当に通らない環境に在るということを理解しなければなりません。
また、それが通用しない環境での暮らしはコロナ以前からストレスフルなものだったでしょう。
従業員が快適な暮らしをしてこそ、仕事の生産性があがるということを理解していないBOSSのもとで働くのはストレスでしょう。。
そんなストレスを横目に、皆さんの上司は来店し、校長も来店し、特に社長は来ーる来る。
なぜなら、リーダーとは一つのリスクを回避した途端、必ず他のリスクが襲ってくることを実体験で理解しているからです。
感染症に向き合いすぎることで、精神面は疲弊し、経済は壊れていきます。
だから経営者はお金を使いに来てくださるのです。
当然 私も施し返します。
施されたら施し返す、倍返しだ!
・・・私はスタジオを御利用くださるお客様や、過去に利用してくださった方、これから利用される方に幸せに、快適に、人生上手くいって欲しい。
それだけです。
今回のコロナ(ストレス要素)によって、私たちの日頃の置かれている環境と、個人の精神性が如実に表れる事態となりました。
これを良い自己理解の材料と捉え、作戦を組み立てましょう。
同調圧力や社会通念で本質が見えなくなっている方が これほどにも多くいるとなれば、それは そんな方たちがプッシュしたリーダーが偉大な人物であるわけがありません。
これからは、人生や生活の全体像を捉えた上での判断が求められます。
一つを回避しすぎると、もう一方がやたら負担になるということを私たちは学びました。
もっと尖れ。
尖り方が周囲の共感を得る品質であれば、それは素晴らしい発起人。
むしろ、貴方が声を上げるのを隣の臆病者が待っているのですから。
今日も いってらっしゃい!
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