ピラティス屋になるために
コロナ期間中に自粛のストレスや運動不足、在宅勤務などによってカラダの機能が低下してしまった方も多いかと思います。
AZUMINO FITNESS では この期間中 飛び込みで4名のギックリ腰を対応しました。
この大粒イチゴは そんなギックリ腰になってしまった方からの お礼として頂いたものです。
この方は、たまたまレッスンの予約が入っていた日の朝に腰を痛めてしまったらしく、その日の午後に来店し、1時間の施術&ストレッチによって回復され、3日後に控えていた大事なゴルフで すこぶる良いスコアを出せたそうです。
そりゃ、高級イチゴでも頂かにゃ(笑)
(というのは冗談で、全てのサービスは料金に含まれておりますので手土産無しでお越しください。。)
私たちのスタジオでは「ピラティス」「パーソナルトレーニング」「ヨガ」の良い所を組み合わせ、その方の目的に応じて比率を変え提供しています。
しかし、オリジナルやアレンジは一つのモノをある程度マスターしなければ成り立ちませんので、そこは「基礎の上に発展が成り立つ」という小学校 算数の教え通りです。
県外の同業者からの相談で「よくピラティス メインでそこまで多くの方が集まりますね」と言われることがあります。
しかし、ピラティスは本当に追求しようと思うと相当苦労し、中途半端なピラティス指導者と、中途半端なパーソナルトレーナーでは、後者の方がお客様の健康とボディメイクに貢献できるため、私は成長を望む指導者に「中途半端なピラティス指導者だけは辞めな」と言っています。
これは決してピラティス指導者の方が偏差値が高いというわけではなく、どちらもマスターすることは難しく、ゴールの無いものですが、特性として8~9割がたのマスターがなければ商品として成立しないというピラティスの性質が在るからです。
言い換えれば、ピラティスとはパーソナルトレーニングと施術などによる不調ケアの双方をカバーできるマルチな運動法だからこそ「二兎追うものは一兎も得ず」とならないよう、8~9割がたのマスターがなければ商品価値がほとんど無いという訳です。
このマスターが遠く遠くにあるメソッドだからこそ「ちょっと他人に教えてみる」という成長過程で最も大切なアウトプットの機会をなかなか作り出せず、資格は取ったものの全く活かせていないという方たちが五万と居るのです。
この成長のステップとして重要なのが、無我夢中な10~20代頃に必死に学習することです。
一度ある程度の所得を得てしまうと、どうしても「割に合わない」「前職の方が稼げる計算が成り立つ」など、打算的な考えが出てきてしまいます。
しかし、指導者になる際のマインドとは、甲子園や国立競技場を夢見る高校生と同じような気持ちで、高級車にも興味がなく、ステータスにも興味がなく、他者からの称賛も期待せずにいた、あの頃の気持ちで勉強することが何よりも大切なのです。
その証拠に、ピラティス指導者の多くが女性で、一部は理学療法士の男性などです。
つまり、後になってからビジネスチャンスを感じて取り組むようでは、神髄に触れるまでの辛抱ができず、多くの男性陣が筋トレに走り、多くの女性が挫折し、ピラティスによって お客様に貢献することの難しさを誰もが感じ、結果としてパーソナルトレーナーとピラティス指導者の人口比率がこれほどにも開いてしまうのです。
なのでキャリア教育の一環として、運動神経が良く、お話が好きで、人が好きで、接客が好きで、スポーツの経験を活かしたくて、綺麗な女優さんに憧れるという方は、高校生の頃から将来について親子で話し合い、フィットネスの修業を考えるのも良いですね。
スタジオへの弟子入りも良いでしょう。
お勤めではない人生の方が性に合うという方も一定数いるでしょうから、当スタジオでも指導者養成コースでそのような方々の独立支援を精一杯取り組ませて頂いております。
イチゴもらえるように頑張ろう(^^)/
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