20代のキャリア教育
我が家では「普通は〇〇」という言葉を使いません。
「その時々で最適解を求めよ」ということを常々口癖とし、プライドは高いほうが上手くいくこともあれば、逆に低いほうが上手くいくこともある訳です。
また責任感は強いほうが信頼を得ることもあれば、弱いほうが気持ちが楽でいられる時もあります。
それら最適解を その場その場で出せる人をEQ実践者というのでしょう。
そんな考えに従えば、皆がやっていることを ただただ受け入れるという一般的な常識は、当然 私たちの中では「面白味のないこと」と判断し、それを選択することは極めて少なくなっていきます。
例えばキャリアの積み上げ方について。
皆さんは頭が良くなるために勉強をしましたね。
我が家では 「勉強は頭が良くなってから行うもの」 と捉えています。
どゆこと!?(笑)
なぜなら、頭が良くなった状態で勉強をした方が はるかに短い時間で簡単に情報が習得できるからです。
全く勉強をしてこなかった20歳と6歳児が初めて足し算を習ったら、当然20歳のほうが早く算数を理解します。
それは脳の神経回路が緻密になったり、生理的に発育が進むため当然です。
もちろん20歳まで全く勉強をしないということは我が家でも絶対に有り得ませんし、勉強をしなくて良いと言っているわけではありませんが、就職することを考えなければ真剣な勉強は20歳頃からの10年間が勝負だと思っています。
それまでの期間は「遊び」「社交性」「考える力」「基礎学問」「一芸力」が大切です。
皆さんが6歳から18歳まで行ってきた勉強は・・・
①生きていくために必要な基礎知識
②受験に合格するための勉強
で構成されています。
しかし昔は大嫌いだった勉強ですが、大人になり実社会で何がどのように必要なのかが理解できるようになった今となれば、面白さを感じたり、興味を持って意欲的に勉強ができたり、専門知識がお金に結びつくことを理解できた途端に勉強が楽しくなるはずです。
まさにこの「今」が勉強の伸び盛りの時期なのです。
ですが、そんな今、皆さんにどれだけの時間が作れますか?
「働きながら勉強できる20代」は働き6割 勉強4割 がベストで現代人は働きが9~10割になっています。
トライ&エラーを繰り返すためには、当然 立ち止まって考える時間や計画を企てる時間が必要ですが、なかなか入社をしては厳しいものがあります。
だから20代の方には勉強をする時間をしっかりと確保して欲しいのです。
日本では やりたいことが決まる前に「とりあえず勉強を」という風潮が強いため、勉強が楽しいものとは感じられずにいます。
勉強をしてこなかった人のほうが「もっと勉強をしておけば良かった」と感じるはずで、実はこれを感じながら生きることが私は大切だと思っています。
つまり過去にどれだけお勉強をしたかよりも、20代~30代の時に「もっと勉強したい」という意欲を持っている人のほうが、ビジネスライフ全体(65~70歳まで)の功績には大きな影響を与えるのではと感じます。
皆さんには時間がありません。
お勤めになれば、なかなか自分の空いた小一時間に好きな本を読んだり動画を見るなどという時間は作れません。(家族がいれば尚更です)
一方、フリーランスは時間単価の高いお仕事が一日の中に数回あり、その空いた時間で勉強をすることができます。
カメがウサギを追い越すということが30代頃には起きるのです。
覚えておいてください。
勉強は頭が良くなってから行った方が遥かに効率が良いんです。
「頭が良くなってから勉強しなさい」
何だか、キャッチーな本のタイトルで売れそうですね。
言い換えれば2~30代になったときの、その頭の良い状態で社会を見つめ、自分に足りないものを考え、勉強をする時間をしっかりと確保してください。
過去のお勉強による功績にはいつまでも縋ってはいられないのです。
「良い学校を出た」というのは「いつの時代の話ですか」ということなのです。
オン・ザ・ジョブトレーニングという言葉が近年では使われていますが、まさにこの考えはビジネスシーンのみならず子供たちの成長段階でも同じことが言えます。
将来何をするのか決まっていない段階で勉強をするよりも、まずは現場に出て自分がこの業界で活躍するには何が必要なのかという成長材料を把握しながら(働きながら)学ぶという期間が在っても良いと思っています。
それを大人たちがフリーターと呼んでは残念です。
いや、フリーターという概念がそもそもフリーランスに繋がるステップだとすれば、もう問題はないですね。
ヒトカゲがリザードンに進化するように!
20代で飛躍的に成長するためには、勉強をする時間を作れるかどうかにかかっています。
稼ぎながら勉強をする20代ライフ、お勧めです。
スタッフの Nanaru は空中ヨガ3日間、キッズヨガ3日間、そして今現在は陸ヨガを10日間かけて資格取得しに行き、この2ヵ月で猛勉強をしています。
まさに伸び盛りの23歳です。
そして今月末には Yui がバリ島で2週間ほどかけてヨガの資格を取ります。
こちらも伸び盛りの29歳です。
大切なのは 費用対効果をじっくりとを考えてあげられる周りの大人のサポート なんですね。
それが親であったり、会社であったりするのです。
何れにしても親子・上司の関係問わず「出費の分は早く回収せよ」というのは若者を潰してしまう行為なので、学びの後にどのようなアウトプットの機会を設定してあげるかで若者は育っていきます。
また「子供たちに良い経験を」というのも、補足が必要で、経験で得たものをアウトプットさせる機会を作らないと全く意味がありません。
導けないのは親の能力不足!
大学に行かせておけば親の使命は果たしたというのは、実は子育てのエンディングで親が一番やりがちな放任という失態です。
ぜひ皆様のお子様が充実したビジネスライフを過ごせることを願っております。
追記:
9月に入り
・筋膜リリース5名
・ピラティス3名
・加圧BFR2名
・養成コース検討者2名
のエントリーがありました。
嬉しい限りですが、多くの方々にご希望の日時をご案内することができず、また筋膜リリースは予約が先まで取れないということで、お客様からお断りの連絡を頂くなど大変ご迷惑をおかけしております。
只今、何らかの措置を考えております。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
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