姿勢にまつわる大切な大切なお話
GW明けで既に3名の方がギックリ腰になってしまったという連絡があり、通常の予約よりも時期を早めて御来店頂きました。
皆さん、1回で良くなられます。
ギックリ腰の典型的な症例としては骨盤の後傾位で痛みが強まり、前へ屈むポジションに移動することが困難となります。
また腰が抜けそうな感覚を常に持っており、ソロリソロリと歩く数日を過ごすことになります。
一般的な整体のポイントとしては骨盤(仙骨)周辺へのアプローチが多いのですが、当スタジオでは縮んでしまった筋をお客様自身のカラダを適切なステップで動かすことで、もともとの(筋の)テンションに戻していく作業を一緒に行っていきます。
その方法は腰に良いとされる動きと施術をレベル30ほどの段階に分け、お客様の訴える痛みレベルと動作レベルから感覚として判断し、優しいモノから当てはめ、徐々に運動と施術のレベルを上げていき、最後にはレベル30の動きが行える頃には嘘のように腰が元に戻っています。
ちなみに写真はレベル30です。
姿勢不良、筋肉の使用率の過多と不足(使用バランス)が主な原因で、日ごろからアウターのコリをケアし、インナーを使い、脊柱と骨盤の動きを引き出し、脊柱を保護する腹横筋や多裂筋が機能し、正しいポジションで動けていれば 先ず起こることはないのですが、こちらが現代人にとっては非常に難しいミッションのようです。
姿勢、姿勢、姿勢が大事と言いますが、静的位置(スタティックアライメント)だけを評価していても何にもなりません。
よく学校に呼んで頂き子供たちの姿勢を正すプログラムを担当させて頂く機会がありますが、実際には「このように立ちましょう」という静的位置を定めても完全ではありません。
それよりも、子供も大人も「こんな動きできますか!?」という体操として実践しなければなりません。
その体操が行えるためには正しい筋肉を身に着けている必要があり、出来ない人は出来るようになるための練習をすることで、自ずと本人が無意識でも良い姿勢が取れるようになるのです。
ちなみに、それをピラティスと言います。
ご存知でしたか?
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