働き方改革シンポジウム
昨日は勤労者福祉センターで「第3回 長野県・働き方改革シンポジウム」が開催されました。
県主催でイーキュア株式会社が企画・司会進行を請け負った昨日は、長野県内のあらゆる業種の方々が集まり、取締役・広報・人事・労務関係者で満席となりました。
第一部は行政も推進をする「働き方改革」を如何にスムースに、そして従業員が満足する形で社内に導入していくかを(株)シックスセカンズジャパン代表の田辺先生よりご講演頂きました。
また第二部では県内5社の経営改善の事例発表を拝見することができ、改めて社是や社訓という形式ばった取り組みが大きな意味を成しているわけではなく、その社訓に忠実に取り組もうとする従業員の心的な要素への配慮が重要であることも再確認できました。
コンサルティング、人材育成、新人研修、管理職研修、組織活性などで時々使う検査ツールがあるのですが、その種類の中に「VS:チームバイタルサイン」という組織風土を診断する集団検査ツールがあり、それらを活用しながら少しずつ組織風土が良くなっていく事例を見ることができ良かったです。
ダイバーシティと叫ばれ長い年月が経ちますが、何処の誰が相手であっても 気持ちよく働ける職場を作るには「制度作り」と「風土づくり」の双方向からのアプローチが重要です。
「挨拶をしましょう」は制度でしょうか、風土でしょうか?
「ゴミはゴミ箱へ」は制度でしょうか、風土でしょうか?
人事評価制度は用紙に記載できること、つまり制度です。
紙に書けないことが風土です。
風土は感情が作ります。
労働時間云々は言うまでもありません。
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