景色を持っている
GWぶりの2連休を取りました。
溜めに溜めた外出の機会を発散した皆様も、さぞかし格別の休日だったのではないでしょうか。
世の中の口角が少しでも上がることを願っています。
我が家は連休中に穂高・大町方面へ出かけてみました。
山麓線はじめ、穂高有明周辺の景色は お隣松本に住んでいながらも、だいぶ遠出をしたような気持にさせてくれるキレイな風景です。
「豊科インター」が「安曇野インター」に名所変更をしたように この地は県外の方をお通しする大切な魅力スポットですから、地元民も古都保存と近代アートの融合に配慮しながら新たな建築物を計画していきたいものです。
美ヶ原・上高地・白馬など、そこへ行かなければ見れない景色を持っているというのは、観光業を考えるうえで一番大切なことですね。
お金をかけても作り出せない景色を持っている場所に、人々は集まります。
立派な住宅のすぐ隣が廃墟となった倉庫だったら立派な住宅が映えないように、誰か一人だけが力を発揮しても成し得ない、周辺環境や集合景観が整うことで、魅力的なエリアというのは作られていきます。
その旗振り役が源泉であったり、景色だったり、パワースポットだったり、大手企業によるレジャー施設などで、そこから勝機を見据えた便乗の群れが後に続き、街は賑やかになっていきます。
その立役者の一つが国営の公園や美術館などかもしれません。
県外から、わざわざ一つだけを体験しに来ることは無いため、数々を経験できる zone が当然人気を博します。
人々の動線を考え、松本~安曇野というパイプラインをセットで強化していきたいですね。
「景色をもつ」というワードを数年前から意識していますが、まだ何も動き出せていない私。
飽和状態にある松本平の産業が、徐々に安曇野にシフトしていくことを見据えて本店を安曇野市に移した3年半前。
たかが3~4年ですが、東京からのIターンは増え、それを狙いお店は増え、それに伴い松本市民も安曇野へ出かける機会がだいぶ増えました。
松本で御活躍の皆さん、ぜひ安曇野にも出店をお願いします!
みんなで騒いだ方が面白いエリアができて良いですよね。
SUNTORY もやってきますしね。
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