Upside down
ベストを尽くす理由がここに在る。
何かと思うようにいかない御時世。
とくに2020年は波乱の歳。
企画は流れ、計画は頓挫し、夢は夢で終わろうとしている。
そんな苦しい時代ではあるが、これを機に非効率なシステムを一掃するチャンスを得た気もする。
ドサクサに紛れるなら今だ。
そう心の奥から聞こえるのは私だけだろうか。
日頃からベストを尽くす習慣がある者は、コロナ渦で救われているようだ。
人生のストレスの半分が「自分にはどうしようもないこと」かもしれない。
そんな不可抗力を目の前に「自分はこれだけ努力してきた」という確かな手ごたえを持つ者だけが、どうしようもない出来事に対して キッパリと 諦めることができる。
そして諦めムードを瞬時に終わらせた途端、再び今自分にできることを探し始める。
不本意なことでストレスを溜める前に、一度 捨てるモノと拾うモノをしっかり見極め、捨てるモノがあった場合は それに頭を抱えるのではなく、新しいモノとトレードをしていくという感覚で「見切る」「見捨てる」必要があるかもしれない。
折角続けてきたのに。
折角温めてきたのに。
成功者にそういった口癖はない。
成功者は何時間 費やしていようが、辞める時は一瞬で捨てる。
違うと思ったら捨てる。
違くないけど、世の中が変われば不適切なモノに変化してしまうから捨てる。
でもその時々でベストを尽くす。
ベストを尽くすことが、これほどにもメンタルヘルスに貢献するとは。
心の弱い諸君。
救われるためにもベストを尽くそう。
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