こんなこ、とありませんか?
定期的に相談業務(カウンセリング)のお仕事が在ります。
当然、守秘義務のため 誰が何のために というお話をすることは致しませんが、数年前の事例を参考に「こんなことありませんか?」というブログにしたいと思います。
感情をテーマにした インサイドヘッド という映画が数年前に作られました。
登場人物のビンボンが記憶の列車に乗り、荷室に積んである木箱に「事実」と「記憶」という文字が書いてあったのですが、列車の揺れで木箱の中身(情報)が一旦こぼれてしまったため、再び箱に戻そうとしたのですが「事実」に入れて良いのか「記憶」に入れて良いのか迷うというシーンがありました。
私たちの頭の中で起こっている実際の脳科学が楽しいアニメとして再現されている本作品に感心しながら見入った記憶があります。
皆さん、うるうる覚えの記憶を「確かこうだった」「いや、こう思いたい」という美化・変化によって事実とは異なる事実を記憶として保存してしまうという経験はありませんか?
これはメンタルヘルスのために、自分にとってストレスが少ないように情報を保存しようとする間違った事実です。
例えば、自分の苦手な方の悪い噂を聞きつけたとします。
その話に色を付け飾りを付けてお隣さんへ回しているうちに、後で思い返しても、それが事実であると思い込んで当事者を見つめてしまうという現象があります。
記憶と事実の関係はしっかりと整理しなければ、自分の目に映る全てのものが虚像のようなものとなってしまい、それは非常に怖い習慣です。
人には 脳の省エネ理論 というものがあります。
「脳はエネルギーの20%程度しか使われないようになっており、省エネを行っています。
省エネのために毎回大きなエネルギーを使わなくても良いようにパターン化をしています。
実際にもし自分が自覚のないままにパターン化された反応・行動をとっていて、それに自分で気づけていなかったら、とても怖いですよね。
対人関係・自己実現・メンタルヘルス・子育てなど色んなお悩みがあるかと思いますが、まず お話を聞かせてください。
そして感情のお勉強もしてみましょう。
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