空をこえて ラララ
過去30年を振り返れば「あの時には予想もしなかった」という世界が今、現実社会となっている世の中。
更に遡ること数十年、鉄腕アトムが白黒で放送されていた時代に野を駆け回った者たちは今、ちゃんちゃんこという赤いマントを羽織っている。
かの有名なホリエモンこと堀江貴文氏も、大学のスピーチで「10年前に、皆がスマホを持って今日のような必需品になると誰が想像したでしょうか」という話をしている。
(だから未来のことは私にも分からない ➡ 未来を恐れず過去を悔まず今を生きろ、というオチである)
先日こんなニュースを目にした。
お菓子のカールが生産終了となり、またその他のチョコレート菓子も とある変化を起こしている。
その理由はスマホの操作でも手がベタつかないように、お菓子が改良されてきたというニュースだ。
スマホ出現によりデジカメの売り上げが右肩下がりという話は頷けるが、全くの異業種にまでその影響が及ぶとは、これまた予想外。
そんな予想外を「想定内」とする者たちが未来を予測し、予測情報を記事や動画によって金銭に変換するという流れが一部のジャーナリスト、アナリスト、そしてユーチューバーたちが実践をしていく時代。
つまり 未来を予測する とは立派な経済活動(Business)ということになる。
また 未来を知っている ということは一つの強みになるとも言い換えられる。
では「ちょっとした未来」「数秒先のこと」を予測する能力にも目を向けてみよう。
それはEQ(感情知能)の中の一つ 結果を見据えた思考 に該当する。
未来を予測する能力に2つあるとすれば、1つは先見性、そしてもう1つがこの「数秒先の未来を予測する能力」(結果を見据えた思考)である。
数ある人間の資質の中で、この能力はリスクマネジメントや他者との調和を目指す際に大きく貢献し、無意識のうちに日頃から皆が活用している能力でもある。
例えば、初対面の人に笑顔で挨拶をしたほうが、後々 関係性を良好に保てるのではないかと考え、日ごろの自分より2~3割増しの笑顔を用意するなど。
何を話すか、どんな態度を取るかなど、日ごろから当たり前のように調整・選択・実行している全ての対応に 結果を見据えた思考 は関与しており「この人とどのような関係を築きたいか」「自分の対応によって相手の気持ちがどのようになるか」を事前に想像して事に当たるマナーであり、配慮であり、心意気である。
この ①マナー ②配慮 ③心意気 は実に人柄を表す。
近頃は ③の心意気、もっと言えば「粋な 計らい」が大人社会で見受けられなくなった寂しさを強く実感する。
「粋な計らい」とは、決してやらなけれればならない事ではないのだが、その前の「配慮」の前の「マナー」の前の「規則・ルール・掟」さえ守っていれば「私は間違っていないので!」という討論になってしまう世の中は何とも世知辛い・・・
渥美清だったらどう対応するだろう。
と、私たちは ちゃきちゃきの江戸っ子ではないのだが、何れにせよ、相手に一歩譲る運転時のパッシングのような行為は「自分へのゆとり」が無ければ絶対に不可能である。
ゆとりは遊び心を生み、遊び心は人を引き寄せる。
人を引き寄せる者は魅力が増し、たちまちモテ方を理解する。
モテ方を理解した者は、やがて全ての人をもてなしたいと考える。
全ての人を喜ばせたいと思う。
今度、私とカラオケでも。
追記:
6月16日(日) 10:00~12:00
6月26日(水) 19:00~21:00
上記の日時でEQカフェを開催いたします。
通常よりもリーズナブルにBBPを受験できます。
この機会に自己理解・コミュニケーション学習をしてみてはいかがでしょうか?
会場:AZUMINO FITNESS 本店
定員:15名
費用:3,500円
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