何を満たしたい?
幸福感を満たしたい。
財布の中身も満たしたい。
友情や愛情で気持ちを満たしたい。
そんな欲張りな現代人ですが、私達が一番満たしたいものは「自分は頑張っているはず!」「自分は能力を発揮しているはず!」「自分は誰かの役に立っているはず!」という自己有用感だったりします。
多くの経営者の相談に乗る中で皆に共通して言えることは、売上高というよりも市場の中で自社がどれだけ活躍できているかという、計測しようがない問題ばかりです。
従業員が多い、店舗数が多い、創業年数が長い、県内初導入、シェアNo1と謳い文句は人それぞれ都合の良いものを引っ張り出し、日々のメンタルヘルスに役立てているようです。
どこで線を引くか、どこで括るか、どう捉えるか、で私たちはいつでも一番になることができます。
しかし、途中で気づきます。
虚しさに気付くときが必ずやってくるのです。
インターネットの普及に伴い、私達は大切なことを学習し、成長していかなければならないと思っています。
それは知らなくても良い情報を知って心を病んでしまうということです。
友達が海外旅行に行ったことも知らなくて良かったはずですし、知り合いが購入したバッグについても知る必要がなかったはずです。
「いいね」は本当に「いいね」なのか?
単なる大人のお付き合いとしてボタンを押す瞬間、私たちは心の底から「いいね」と思えていない場合が多いだけでなく、むしろ真逆の感情に浸る人物も居るのでは?
私の経験上、自慢は絶対に宜しくないと思っています。
そんな客観視をしたうえで情報発信をしないと、「いいね」の半数が「妬み」であることもあり得ます。
と、インターネットを引き合いに始めた今日のお話ですが、実は私たちの日常生活でも気を付けなければならないことが多くあります。
人とのコミュニケーションでも同じように、相手のお話をしっかりと聴くことから全てが始まるような気がしています。
発信と受信のバランスは良いでしょうか?
皆さんが満たしたいものは何でしょうか?
そのために必要な行動とは何が考えられるでしょうか?
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