ローラ♪の脊柱
モデルや芸能人がパーソナルトレーナーについて運動をするシーンを良く目にします。
ローラさんのInstagramを見る機会があり、相当鍛えていることに驚きました!
ただ、そこにはしっかりとトレーナーの指導があり、ローラさんの体型や特性を理解した指導が施されていることもしっかりと伺えます。
多くのトレーナーが何気なくクライアントに当てはめている運動の中に確実にピラティスの要素が隠れています。
しかし、ピラティスを理解しているか否かによって、それを弟子に伝えることができるか否かが決まります。
肝心なのが体系化されているかどうかということです。
そしてその体系化というのは、とある方には効力を発揮したけれど、特徴的な身体特性の方には該当しない(うまく効かない)という現象を招きます。
体系化された理論・学問は指導者間のコミュニケーションを円滑にするだけでなく、何よりお客様に身体感覚と知識・理屈をお伝えする際に効果を発揮します。
ローラさんもそうですが女性に多い骨盤前傾位(反り腰)の方はピラティスのロールアップが苦手で、これが苦手な場合、世の中に出回っている半数以上の腹筋運動で思ったような刺激が腹部に届かないという現象が起きます。
腹筋が弱いのではなく、脊柱の屈曲ができないため、骨が曲がってくれなければ当然ですが屈曲のしようがありません。
そして多くの方が首が疲れてしまうのです。
ローラさんのような腰椎前弯は胸椎の硬さを伴うケースが多くあります。
従って、ピラティスボールなどを使いテコを利用したメニューにしないと腹筋のレパートリーが5分の1程度に減ってしまいます。
ちなみにですが、膝上にゴムバンドを巻いて空気椅子の姿勢で横移動する運動は、腰椎前弯で動的アライメントがknee in Toe out (X脚気味)になる方には股関節外転筋を鍛える良いメニューですが、そうではない方がやりすぎると中殿筋・梨状筋のコリを招いたりするリスキーなメニューです。
そこはトレーナーがどこを鍛えるべきか理解しているはずです (お見事!!)
東京でご活躍の一流トレーナーは凄腕です。
しかしそれらをリーズナブルに地方で受けることはできます。
地方に芸能人がいないだけです(笑)
AZUMINO FITNESS にお越しください(^^)/
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