首都と地方
おはようございます。
10月22日、月曜日。
朝晩は秋らしい肌寒さとなって参りましたが、日中の最高気温を確認し明るい兆しを感じながらの出勤というところでしょうか。
季節が変わることで景色・食材・衣服も変化し、また私たちの体にも変化が現れてきます。
冷えから来る不調には、くれぐれもお気を付けくださいませ。
さて、先日は東京から安曇野にUターンをされた方がお見えになりました。
当スタジオは県外のお客様も多く、また東京のお客様が非常に多いという特徴があり「松本ではこんなことが流行っているんですね」というお話を聞く機会が多々あります。
都会の息吹を感じることで、如何に地方ビジネスが関東圏の追っかけをしているだけに過ぎないのか、という ちっぽけさ を感じるときがあります。
例えていうならイタリア・フランス産と聞くと どこか本格的で本物志向と感じてしまうようなもので、サービスを含めたモノづくりが地域によってレベル差と格差が生じるのであれば、それは生産に適した土壌・土地柄という理由を差し引いて考えると、残るは経済力という話になります。
お金を生み出す街には同時に発信力があり、その発信力とは、ただ単に発信量や生産量の問題が大きい気がしています。
つまるところ、人口が多いという理由だけで最先端を語らせている部分について、世界から見た「メイド・イン・ジャパン」日本で見た「地方ビジネス」の存在は実は健全で素晴らしいものがあるということに気づきます。
東京は最先端。
なぜなら人口が多く人口の分だけお金があり、お金が動く街にビジネスチャンスを求め、やはり人が集まるからです。
発信量が多く、それに憧れる地方という縮図は必然です。
一方、首都圏から地方に人やお金が流れることも もちろんあります。
ふるさと納税や旅行が大きいでしょう。
これは「その土地にしかない魅力」とも言えます。
私たちは、流れてくる情報をいち早くキャッチすることと同時に、「そこにしかない魅力」の部分に注力することも忘れてはいけない気がしています。
スケールを大きくすれば東京と地方という経済のお話ですが、身近なテーマとしては「他人と自分」「自分らしさ」というお話に繋がるのではないでしょうか。
自分らしさ、少し考えてみましょうか。
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