Welcome to SIRO
世の中には先発と後発が居る。
この話を私の周囲の人間は何百回と聞いている。
2008年にピラティススタジオをオープンさせた私は戦略的では無く、偶然の先発メンバー。
先発には、周知されていない市場を開拓するという苦労と余分なコストが発生する。
しかし、たちまち軌道に乗れば 二番煎じ には真似ができない準備力で飛ぶ鳥を落とす勢いを手にする。
借り入れを終え、また新たなチャンスを手繰り寄せるように、企業の経済的ゆとりが お客様の金銭的負担を軽減させるサービスを実現させる。
私のビジネスの能力は、不労でバカンスを楽しむために発揮しているわけではなく、全てのお客様が良いものを安く手にするためのアイディアに結びつけていることを長年のお客様は知っている。
稼いだメダルは次につぎ込むことくらい小3で理解している。
だから皆は言う。
「藤田よ、もっとビジネスを極めろ」と。
20数年前。
windows が出現した際、電話とファックスで処理をしていた世の中が一変した。
新世紀の幕開けを感じた。
あの時と同じように、パンデミックを経験した人が誰一人として存在しない今、何が正解かを知っている人など存在するはずがない。
アフターコロナの時代には、正しさを探し求めていた人ほど苦境を迎え、変化という刺激を一種の快楽と捉えている人に光が差す時代を迎えたと言える。
「過去」を語るヤツはナンセンスだ。
そして「未来」を語るヤツは一部を除きペテン師だ。
ただ、過去数十年の定点観測をコツコツと行ってきた者には少し先の未来が見える。
そして未来を言い当ててくれるリーダーのもとに人は集まる。
私が100%舵切を任されたプロジェクトは必ず成功するようにできている。
それは「芯の弱さ」という長所が光るからに他ならない。
「芯」が私にはそもそも無い。
「自分だったら、こうする」という主観的な見解は私にはなく、拘りも無ければ、執念深さもないため、自分の考えではなく、皆が何を考え どんなサービスがあったら嬉しいのかが簡単に分かってしまう。
そういう体質の人間は「あったら良いな!」というサービスを秒で考えつく。
同業者を鼓舞する狼煙(本ブログ)を合図に、次々とサロンを利用するセラピストから応募・面接・研修の依頼が後を絶たない。
当然だ。
腕のあるセラピストが、大切なお客様に対しリーズナブルな価格設定で提供し、尚且つ自分のフィーが高い環境で働くことを選ばない訳がない。
しっかりとお仕事をさせて頂き、その利益は新たなサービスの低価格化を実現させるために費やすことは言うまでもない。
不況の時代には、皆が知恵を絞り、仕組みを一から変える必要がある。
そこから新しいサービスが生まれ、ぬるま湯に浸かっていては生まれないアイディアが世に輩出される。
これはむしろ良い時代なのかもしれない。
古い体質が通用しなくなる時代はパラダイスとしか言いようがない。
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