Life is Fitness
彼女たちが Instagram に映すその運動風景に、精神性が伴っていることを切に願う。
「そんなの勝手じゃん」と言われかねないが、あの事故があってから健康について再度 考えるきっかけを得た気がする。
もし、君に守りたいものがあったとしても、不安定で恐ろしい病を前にしては、歯が立たないことだってある。
多くの調査から分かったことは、初期症状では自覚がなく、クリニックのお世話になることも無く、薬の力に頼ることも無く、周囲も理解しきれず、また周囲に漏らせない自分が居る。
苦しみやストレスを分かって欲しいだけならリストカットや家出で十分。
そんな理由では、死を選ぶ勇気など湧き出るはずもない。
恥ずかしながら、私も社会人になって自宅近くの公園にワインボトルを持ち出し、数時間夜風にあたったことがある。
ムリヤリ涙を出そうとした。
でも心の奥では「俺まだ病んでない、全然病んでない、余裕や。」
と今のメンタルに安心する自分がすぐに顔を出して来た。
「早く帰って来なさい」
そう迎えに来て欲しかったのかもしれない。
カウンセラーの私が、こんな くだらないことをしてしまうほど、疲れた時は誰もが おかしな行動に出ることもある。
大切なのは、生まれながらにして持っている心の強さや鈍感さ、そして成長過程で身に付ける精神的な熟達に見合った分だけのお仕事に取り組むこと。
多くを望めば、当然多くの手土産と、多くのストレスが同時に手に入る。
望んだのは自分。
でも望まなくても使命感や、責任感で引き受け続け、気づいたら頑張らなければならない状況や、後には戻れない状況だってある。
だからこそ、一歩一歩の歩みを確認し、歩幅、スピード、方向を常に捉えながら、このカラダと生きていくという愛着を持って前に進まなければならない。
私は本当にいけない男だ。
こんなブログを書いて良いわけがない。
皆さんの苦労が私に分かるわけがない。
ただ、多くのお仕事をし、多くのストレスと付き合いながら生きている方たちが、気晴らしや生き甲斐の一つとして、ガス抜きできる時間をフィットネススタジオは持っているはずだと信じていたい。
「心の健康は健全な肉体から成り立つ」と師匠に教えてもらった私たちフィットネスワーカーは、ヨガやピラティスを通して何かできないものかと日々考えている。
何気ない一日が、あなたの計らいで彩られる。
ずっと降り続いた雨も、特に面白いことがなかった今日も。
あなたの計らいで救われる人がきっといる。
夕方の空き時間、次男をお風呂に入れるために一時帰宅する際、ちょうど小学校から下校中の長男が目を輝かせ、隣を歩く同級生にこう言った。
「あ、あれうちのパパだよ!!」
何気ない一日を彩る力を誰もが持っていることを息子に教えてもらった私だった。
みんなで、進もう。
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