夢を問われ
仕事の関係でプロフィールを書かなければいけないことがあり、つい最近 この問 について少し考えてみたのですが、そういうの、私には無いみたいです。。
子供の頃に3つも夢を掲げた私でしたが、全て叶ってしまいました。
「では、ここらでもう一つ・・・」
と言ったところで、それは もはや夢ではなく目標です。
夢と目標は全く違います。
大人の目標には子供の時に見ていた ソレ とは全く違う要素が含まれています。
お金、地位、名声、プレッシャーを跳ねのけるための自信、上司からの評価、エンブレムの取得など。
それらを手にするために目標を掲げ、クリアしていくことが大人たちには必要なのかもしれませんね。
だから、子供の頃に見たような「夢」を問われても何も出てこなかった私。
だいぶ目が汚れてきてしまっていると落胆する瞬間もありますが、すぐに元気になります。
なぜなら、もう夢は叶っているという安堵と感謝と成就感が在るからかもしれません。
欲はなく、決して怒らず、いつも静かに笑っています。
話の結論は「夢は子供のうちに掲げ、大いに影響を受けよ」です。
子供の頃に見た夢は打算的でなく、衝動的・感情的であり、カラダの奥から出た答えであるため、それを職業にできた人は何十年と大切なコンセプトがブレず、商業化が進む現代社会においてもピュアなメッセージを持ち続ける鍵を手にします。
そして仮に夢が現実のモノとならなくても、そこに至るまでのドラマを語ることができれば、必ずそれを聞きつけた上司が素敵な線路を用意し、皆さんのキャリアを素晴らしい場所へ接続してくれるはずです。
ドラマと、頑張った過去と、良い上司を持とう。
と、臭いことを書くのが名物となっている本ブログですが「もう30を過ぎた私たちは夢を見られないのか?」という寂しさを残したままブログを締めくくるのは本望ではありません。
無理矢理でもポジティブな果汁を絞り出すのであれば、、今から「目標を掲げそれをクリアしていく」という姿を誰に見せ、誰を喜ばせたり感動させたいかを考えてみるのも良いかもしれません。
夢はなくとも、目標を立て、それを追う姿を誰に見せたいかを考えることで、それが夢と同列の存在になる気がしています。
嬉しいことに、スタッフが目標を追う姿を毎日見ることができ、また一つ夢が叶ってしまった。
私の場合は私にレールをひこうとし、その案が9割がた息子に採用されなかった60代男性と、いつも応援してくださる皆様に成長した姿をお見せすることが目標の一つかと思っています。
0コメント