ピラティスという選択

「先生、ヨガとピラティスの違いって何ですか?」

そんな質問を何度も受けますが数年前と今とでは それに対する返答が異なるのは、指導者も成長し変化している証拠ではないかと思っています。

つまり不変的で普遍的な存在を尊重しつつも、担当者によってピラティスの捉え方や利点の活かし方が多少異なり、その指導者なりのレッスンが世界各地で行われているのです。


ヨガはポーズを取りながら静止し、そこで呼吸を続けストレッチと精神的効用を重視してエクササイズを進めます。

一方、ピラティスはポーズを決めるポジションに行く「道中」まつまり過程も大切にしており、例えば背骨を反らせていくスワンというエクササイズでもエロンゲーション(伸び)を重視したものと、アーティキュレーション(しなり)を意識したものでは効能が変わります。

このスワンというエクササイズによく似たものがヨガではコブラのポーズとして存在しますが、インスタ映えするポーズになるよう どれだけ腰を反れたかが重要ではなく、そこに至る過程で椎骨間の滑らかさを引き出したり間隔を適切にするために「どう動いていくか」という動きの最中が大切になってきます。


では簡単にピラティスの正体は何なのかを述べれば、やはり筋力トレーニングの要素が多く含まれていることにはなります。

ただ、筋トレ好きの方たちが自己流で行うのも「筋トレ」ですし、手段は問わず痩せたいと願う方たちがダイエットのために行うのも「筋トレ」です。

難しい学問を習っておきながらそれらと同じ見方をされることをシャクだと感じた指導者たちは「筋トレ」という言葉を使いたがらず、その正体が伝わりにくくなった背景があるかと思います。


私の考えるピラティスは以下の通りです。


「筋力トレーニングとストレッチを巧みに組み合わせ最適な筋バランスに整える自己整体エクササイズ」


そのせいか、整骨院や整体の方たちがお勧めする予防運動などを動画で見ると、ほとんどがピラティスの要素を含んでいます。

双方が理にかなっていることを発信しているからこそ、一致して当然だと思っています。


そして、それらを参加者が楽しく、オシャレに、スマートに その動きを実践していただけるようサービスや習い事ととして文化に溶け込ませることをヨガやピラティスは得意としてきました。

だからこそ、ファッション重視になりすぎて質が低下することが最もたる懸念材料ですし、かといってエンターテイメントの要素を決して忘れてはいけないとも思っています。


双方を高い次元で両立することがプロのお仕事だと自分に言い聞かせ、今日もお仕事頑張って参ります♪

AZUMINO FITNESS STUDIO

~全国からゲストが集まるピラティススタジオ~

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