道を魅せる

皆さんには「導きたい誰か」が居ますか。

子供・部下・職場のスタッフまたは間違った方向へ行きそうな友人など。

もう その役目は終えたという方もいらっしゃるかもしれませんね。


幼い時から父親に線路を敷かれて生きるのが嫌だった私は「お前の言うことは聞かない」という姿勢を保ち続けたつもりでしたが、気づいたら同じような業界に飛び込むことになっており、それから数年が経ったときに「線路を敷かれたのではなく道を魅せられたというのか?」と考えた時期がありました。


俺のことは俺が決める!


そんなスタンスであった自分が抵抗感や仕向けられた感を感じることなく、勝手にある種の方向へ興味を持ち魅了されていったとしたら、ものすごく できた父親です。

がしかし、彼はそんなことを意図して行っていたわけではないと身内の素性を理解しているだけに容易に想像がつくところです。


子育てや人の導きには行動を仕向けるという行い以前に、思考や感情を捉えることが必要になっていきます。

つまり「やりたい」「目指したい」と本人が思うような環境を長い年月かけて整えていくということになります。

長い年月を耐えられないとしたら そこには導く側の下心が隠れている証拠であり、子育てで言えば親が上手くいった道を子供にも歩んでほしいと願う後継者作りの一環にすぎません。


大人は何でも知っています。

上手くいくこと、やめておいたほうが良さそうなことなど。


それを子供に当てはめようとするから親子間でトラブルが起き、また本人も行動を仕向けられただけなので肝心の感情が追い付かず、本領発揮に至らないというケースが後を絶たないのです。


これらの問題に向き合うには、長い年月をかけて相手との信頼関係を積み上げていくしかありません。

(相手が子供であれば) 子供が何をしたくて、何に興味があって、将来どんな仕事をしてみたいかを口癖のように聞くことがとても大切です。

子供たちも その世代ごとにコロコロ言うことが変わることでしょう。

ですが、それで良いのです。

小さいころから「自分の行うことに興味を持ってくれている」という気持ちを子供たちに抱いてもらう必要があるのです。

すると高校になったときに そのような会話が起きても自然な流れで昔から慣れ親しんだ親子のコミュニケーションだと子供たちは捉えるようになるのです。


それをせず進路の時になって急に「将来はどうするんだ」や、来る時が来るまで とりあえず偏差値を上げましょう、という教育方針では大変なことになってしまいます。


親は自分が経験したことで得る「上手くいった例」と「失敗した例」でした物事を語ることができません。

多くの方が自分の業種に関係のある事柄しか興味が湧かず、世の中のその他95%の業種の情報を精査することを苦手としています。

その狭い選択肢で子供の将来を考えたらかわいそうですよね。


子育ては早い段階でキャリアデザインという概念を合わせ持つようにし、ゆっくり楽しみながら未来を考えていく20年計画だと私は思っています。

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