指導者通信

【指導者通信は指導者及び指導者の卵が読む通信です】


ボディーワーカーやセラピストとして解剖学の知識は必須となります。

理学療法士の方との会話では「腹筋をコンセントリックに働かせ」や「股関節から外旋させて腹筋と殿筋で腰椎を保護し」という会話がスムーズにいくなど養成コースも初めから深い話になります。


私の経験上、解剖学を理解している人は以外にも多くいます。

筋肉の名前、骨の名前、そしてそれらの機能はどのように備わっているかを理解することは、興味さえあれば さほど難しいことではありません。

しかし、アライメントの評価、特に動的アライメントの評価について、またそこから改善策を見出すといった一歩先の課題に取りかかれる者となると極端に少なくなります。

私たちはお客様の「あら探し」をすることが目的ではなく「右の肩が下がってますね」「骨盤が歪んでますね」といった評価で終わらせず、今現在抱えている不調とそれらのアライメント評価から得た情報を結びつけたうえで「〇〇筋に萎縮によって痛みが出ているから、ここをストレッチして、ここを筋トレして・・・」という導きを実行する必要があるのです。


①解剖学の理解 ➡ ➁アライメント評価&体調のヒアリング ➡ ③改善策の実行


この「改善策の実行」のためには、数えきれないほどのレッスンレパートリーが必要となります。

本人の力み加減やアライメント特性により、同じ関節の角度で設定して運動をしても違ったところに効いてしまうということは日常茶飯事です。

「では、これはどうですか?」と次の策を考えられるよう、確実にターゲットマッスルにフォーカスしていきます。


この業界では可笑しな風潮があります。

「最初に安い金額で設定すると後で値上げがしにくくなるから開業時からある程度の値段設定をすべきだ」と。


賛否あると思いますし、お客様からすれば100円でも安いほうが嬉しいのは理解しています。

ですが、一般社会の給与体系を大方決めている経済産業省の白書にもあるように、能力給や職能給などの他に、年功序列のように経験に基づき質の高い仕事ができるようになる「経験値」が例外なく私たちの業界にも(業界にこそ)当てはまると思っています。


遜れ!

10年は修行だと思えなければ、それはカラダを甘く見ていると言わざるを得ません。

価格訂正で痛みを伴うことを前提として数年ごとに顧客をシャッフルし、出会う者、去る者を繰り返す風通しの良さを持つべきだと私は考えます。

ずっと同じ人ばかりを見ていても成長できません。

「その時にできること」「その時に提供できること」を適正価格で提供し、その価値を認めてくださったお客様が集まってくるのです。

その方たちと、そんな自分に一生懸命向き合うのです。


私は人生は長いと感じています。(短いという人もいますが)

その時に確信していたものが数年後には違うと感じるものです。

その時に決め直せば良いと思っています。

今のベスト、今の居心地の良さ、というものにシフトしていって良いのだと思いますし、身の丈の実力を身の丈の人に提供することがキャリアデザインやロングスパンで見た自己の成長にとても大切なことなのです。


そして理に適ったことを「理屈抜きの楽しさ」に溶け込ませることをお忘れなく♪

AZUMINO FITNESS STUDIO

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